副業、33社のコンソで相互に派遣 年々参加企業増加し、募集企業の7割は自社にないスキルを公募

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2024年02月07日
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38の企業・団体からなる「キャリアオーナーシップとはたらく未来コンソーシアム」(運営事務局:パーソルキャリア)が2月4日、企業間の相互副業についての実証実験を1月から開始したことを明らかにした。

原則リモートで稼働は週1回以下、76の副業案件でマッチング成立

参加企業から切り出された107の副業案件に対して、33社(グループ会社を含む)から社員211人がエントリー。受け入れ組織の面談を経て76案件でマッチングが成立し、86人が副業を開始した。約3か月かけて副業による個人と組織の成長可能性を検証する。

副業期間は約3か月間で、出社は原則リモート、稼働時間は週1回以下に設定。人事交流ではないため、個人と受入先企業で業務委託契約を締結する。報酬は、案件と稼働時間に応じて月額5万から10万円が各社から個人に直接支払われる。

サッポロビールやソニーグループ、三菱重工業などが新たに参加

第1弾は3社でのスタートだったが、第3弾は27社が参加。今回から新たにアサヒグループジャパン(東京都墨田区)、アフラック生命保険(東京都新宿区)、兼松(東京都千代田区)、サッポロビール(東京都渋谷区)、ソニーグループ(東京都港区)、日本たばこ産業(東京都港区)、ポーラ(東京都品川区)、関西電力(大阪府大阪市)、三菱重工業(東京都千代田区)、総合メディカルグループ(東京都千代田区)、明治ホールディングス(東京都千代田区)などが参加した。

非公開を除き、応募者が5人以上だった副業案件と受け入れ企業、副業人材の所属企業は以下の通り(カッコ内は応募者数)。

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