職場回帰が鮮明に? 「在宅勤務が認められている」けれど職場勤務が3割、コクヨ調査で明らかに
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2024年04月18日

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コクヨ(大阪市東成区)は4月17日、在宅勤務の現状とその変化についてのアンケート調査の結果を発表した。同調査から、在宅勤務経験者のうち約半数が現在は在宅勤務を行っていないことがわかった。
調査は20歳代から50歳代の794人を対象に実施。現在は在宅勤務をしていない人でも、約3割は会社として在宅勤務が認められているにもかかわらず、職場での勤務を選択するなど、職場回帰の傾向が強まっていることが明らかになった。
「在宅勤務認めない」場合でも「在宅勤務を望んでいない」「何も思わない」が7割超
在宅勤務経験者のうち、現在も在宅勤務を行うことがある人は50.7%で、過去に在宅勤務を行っていたが、現在は職場で勤務している人は49.3%と、半々の結果となった。
現在、在宅勤務を行っていない人のうち、71.8%が勤務先で在宅勤務が認められていなかった。一方で28.2%は在宅勤務が認められているにもかかわらず、自らの意思で職場での勤務を選択していた。

勤務先で在宅勤務が認められていない人のうち、在宅勤務を希望する人は25.2%にとどまる一方、在宅勤務が認められていないことについて「在宅勤務を望んでいない」が30.8%、「特に何も思っていない」が43.9%で、合計すると74.7%に上った。
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