乗務前自動点呼の導入、運行管理業務の一元化に向けたスケジュール公表 国交省

月刊総務 編集部
最終更新日:
2022年09月30日
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国土交通省は9月28日、運行管理業務の一元化と、乗務前自動点呼の導入について具体的なスケジュールを公表した。

運行管理業務の一元化、2023年度の制度化案取りまとめを目指す

今回のスケジュールは、同日に開催された2022年度第2回「運行管理高度化検討会」の配布資料の中で明らかにされたもの。

運行管理業務の一元化については、2022年度後期より、実証実験の結果を受けて、運行指示一元化の制度化に向けた機器・性能要件、運用上の遵守事項を検討する予定。併せて運行時以外の運行管理業務の一元化についても検討を開始する。2023年度前期に制度化案の中間取りまとめを行い、2023年度後期には最終取りまとめを行う方針だ。

2021年9月に開催された検討会では、運行指示者の一元化において想定される課題について、課題に対する事業者の取り組み内容の適当性と併せて議論。10月から実証実験を開始していた。2022年6月には、運行管理者の高齢化が進む地方山間部における営業所を対象とした事案などが実証実験に追加されている。

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