中小企業がDXに取り組んだら急成長 好事例を表彰する「DXセレクション2024」公募開始

月刊総務 編集部
最終更新日:
2023年11月22日
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経済産業省は11月21日、中堅・中小企業などのモデルケースとなるようなDX事例を選定する「DXセレクション2024」の募集を開始した。2022年から開始したDXセレクションは、これまでは「地方版IoT推進ラボ」が推薦する企業のみを選定対象としていたが、今年度からは推薦団体の枠を広げ、より多くの事例を集めることで、中小企業におけるDX推進を目指す。

「わが社のDXのポイント」成果やDX導入時の苦労など、中小企業ならではの試行錯誤が参考にできる

経済産業省の「DXセレクション」のページでは、過去の受賞企業の事例が紹介されている。

DXセレクション2023グランプリを受賞したフジワラテクノアート(岡山県岡山市)は、こうじづくりなど、醸造食品機械の製造を行う。DXで効率的な製造を実現、工数・事務作業・ミスの削減に加え、メンテナンス用部品の納期短縮や紙の使用量削減、デジタル人材の育成など、多数の成果を上げた。

同社では2018年にビジョンを策定。その推進体制として社内の部門を横断する委員会を設立し、DX推進を進めたという。

DXセレクション2023グランプリを受賞したフジワラテクノアートのビジョンとDX推進体制
DXセレクション2023グランプリを受賞したフジワラテクノアートのビジョンとDX推進体制(※画像クリックで拡大)

しかし、創業90年と歴史がありベテランも多い同社では、ITリテラシーが高いとはいえない社員が多く、DXが浸透するまでに時間を要したという。そこで同社では、経営者が「目的はビジョン達成であり、DXは手段である」ことを繰り返し説明し、ビジョンとDXが各社員にとって自分ごととなるよう取り組んだ。

その結果、同社は自社主導でDXに挑戦し、サプライチェーンの関係者を巻き込みながらシステム構築・運用をやり切ることに成功。手ごたえを感じた結果、従業員がデジタルスキルを自発的に習得する好循環も生み出せたという。

同社のDX推進のポイントは以下の通り。

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