7割以上が老後資金に不安感、3割がiDeCoなどを活用 野村アセットマネジメント調査

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2024年12月19日
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野村アセットマネジメント(東京都江東区)は12月18日、同社資産運用研究所が実施した「確定拠出年金に関する意識調査2024」の結果を公表した。老後の生活資金や資産運用の現状、iDeCo・確定拠出年金制度の理解度や今後運用したい商品、また企業による継続投資教育への評価などについて尋ねた。

資産と年金の活用でそれなりに生活できる人は4割弱

調査によると、「老後は自身の資産と年金でそれなりに生活できる」と回答した人は35%にとどまり、老後の生活資金を不安と感じる人が大半を占めていることがわかった。

老後のために預貯金している人は62%、投資による資産運用を行っている人は34%だった。

老後資金の取り組み状況
老後資金の取り組み状況(※画像クリックで拡大)

厚生労働省によると、iDeCo(個人型DC)は2002年の施行以来、加入者が順調に増加し、2023年には300万人を超えた。これを受け、調査では、iDeCo利用者に制度のメリットを聞いた。

その結果、「税制優遇があるから」(57%)という回答が最多となった。次いで「余裕資金を運用して将来に備えたいから」(36%)、「低コストで運用できるから」(27%)と続いた。

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