若手社会人、定着の「壁」は4年目 簡単すぎ・飽きる仕事に不安や不満で離職意向が急上昇

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2024年03月14日
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人材開発のALL DIFFERENT(旧株式会社ラーニングエージェンシー、東京都千代田区)は3月13日、社会人2~4年目を対象に、仕事の量や質、難易度への向き合い方を調査した結果を発表。業務内容や役割が一向に変わらず、新しい知識やスキルを身に付けられない状況が続くと、入社4年目で離職意向が急激に高まることを明らかにした。

若手社員が直面する4つの壁 4割が「飽きた・つまらない」

調査では、若手社員が仕事で直面する壁を以下の4つに分類。「とてもよくある」「たまにある」と回答した層を抽出し、年代ごとに比較している。

  • 仕事が難しすぎる・求められる役割が高すぎる
  • 仕事が簡単すぎる・求められる役割が低すぎる
  • 仕事の量が多い
  • 仕事が飽きた・つまらないと感じる

このうち、「仕事が飽きた・つまらないと感じた」層は、社会人2年目で42.4%、3年目で38.0%、4年目で40.0%に上る。

社会人2~4年目が直面している壁はあるか(「とてもよくある」「たまにある」と回答した割合のみ抽出)
※画像クリックで拡大

2年目に「飽きた」と感じ始め、我慢をするも4年目に離職意向に転じる

仕事が飽きた・つまらないと感じたとき、その状況をどのように捉えたかという設問に対しては、各年代とも「不満を抱いた」「我慢した」が20%を超え、上位3位にランクイン。また、4年目になると「会社を辞めたくなった」が25.8%まで上昇している。

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