ファミレスを意識した空間づくり コクヨ、事業間シナジーの最大化を目的とする新人材育成施設

月刊総務 編集部
最終更新日:
2025年01月10日
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コクヨ(大阪府大阪市)は1月9日、新施設「DISCOVER & SHARE PLACE DIG」(以下、DIG)を15日にオープンすることを発表した。社員の自己学習や、社員が主催する業務につながるナレッジの勉強会、会社が提供する人材育成プログラムなどの開催の場として使用されるという。

施設内の移動を促し、周囲の活動から刺激を得られる空間

ボックス席をメインに、ドリンクバーなどを備えた空間構成は、多くの人が学びの場としても利用するファミリーレストランを参照。食事やドリンクを楽しみながら、チームで学び続ける環境を整備した。スナックバーやライトミールバーを点在させて施設内の移動を促し、社員が周囲の活動から、さまざまな刺激を得られる空間を目指した。設計は、自社のプロダクト・インテリアデザイナーが外部クリエイターと協働して行った。

事業横断で、目的や規模もさまざま活動ができるよう、チームで作業に没頭できるボックス席以外に、最大36人収容可能な大人数向けの研修スペースも設置。開催予定の勉強会や、ほかの利用者の探求テーマを知ることができるサイネージなど、社員同士を結ぶ仕掛けも用意した。

緑あふれる空間に設置されたボックス席(左)とドリンクバー(右)
緑あふれる空間に設置されたボックス席(左)とドリンクバー(右) Photo: Kenta Hasegawa

想定する4つの「学び」、会社提供プログラムへの参加やノウハウの社内共有など

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