ロート製薬が取引先向け「通報窓口」を設置、サプライチェーン全体に拡大 コンプライアンス強化で
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2023年08月01日

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ロート製薬(大阪府大阪市)は7月31日、企業倫理・コンプライアンスに関する新たな指針として「ロートグループコンプライアンス行動指針」を制定するとともに、同社コーポレートサイトに、取引先の通報窓口として「ビジネスパートナー・ホットライン」を設置すると発表した。
同社ではこれまでも、グループ社員向けの内部通報窓口として「ロートグループ・ホットライン」を設置・運用していたが、コンプライアンス推進のさらなる強化が必要と考え、対象範囲をサプライチェーン全体に拡大。今回、新たに外部専用の通報窓口を設置する。
不正・不祥事を許さない、匿名性の確保や公正な判断に期待
取引先は今後、ビジネスパートナー・ホットラインを通じて、以下の事案に対する相談ができる。
- 同社グループ役員・社員による人権・コンプライアンス違反
- 上記違反の恐れのある行為
- 社会通念・倫理全般を逸脱した言動 など
また、同社は内部通報制度の強化として、これまでの社外弁護士につながる窓口に加え、社内コンプライアンス担当部門への通報を行う「ロートグループ・WEBホットライン」を新設する。グループ社員の内部通報の選択肢を増やすことで、コンプライアンス体制の充実化をはかるとしている。

通報後の対応とその後の流れ
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