東京都がサテライトオフィス設置事業者の募集を開始 整備・改修で最大1500万円を補助
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2024年04月03日
東京都は4月1日、企業などが新たに開設するサテライトオフィスの整備・運営費の補助事業について今年度の募集を開始した。
補助事業の対象には大企業やNPOも含まれ、「サテライトオフィス設置コース」と「ワーケーションコース」がある。補助限度額は整備・改修費が1500万円、運営費が年間600万円で、補助率は2分の1。ただ、条件次第で、補助限度額、補助率はアップする。
サテライトオフィスは50平方メートル以上、23区外の設置が要件、運営費も補助
サテライトオフィス設置コースの要件は以下の通り。
- 都内の市町村部(23区を除く)で新たにサテライトオフィスを設置すること
- 複数の企業の労働者が利用できる共用型のサテライトオフィスであること
- サテライトオフィスの面積は50平方メートル以上、席数は5席を下回らないこと
整備・改修費は1500万円、運営費は年間600万円が補助限度額で、補助率は整備・改修費、運営費ともに2分の1。ただ、以下の要件に当てはまる場合は、整備・改修費の限度額は2000万円、運営費も800万円になり、補助率も3分の2にアップする。
- 保育所の併設
- サテライトオフィス利用者のスキルアップをはかる事業の実施
- 障害、高齢、介護、病気といった配慮が必要な多様な労働者が働けるサテライトオフィスの整備
ワーケーションコース、西多摩地域や島しょ地域への設置が要件に
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