ペットの通院や介護、忌引きを理由とする「ケア休暇」 大東建託、新しい福利厚生を導入

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2024年12月26日
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大東建託(東京都港区)は12月25日、従業員自身の治療・療養に加えて、ペット(犬・猫)の通院・介護・忌引きなどでも有給休暇を取得できる新たな休暇制度「ケア休暇」を導入すると発表した。2025年1月から運用開始される。

通常の休暇申請で「ケア休暇」の有給取得が可能に

「ケア休暇」では、従業員自身の治療・療養だけでなく、ペットの通院なども適用範囲とし、有給休暇として最大年5日まで、1時間単位で取得することができる。ペットの事前登録は不要で、休暇事由として「ペットの通院・介護・忌引き」を選択すれば、通常の休暇申請と同様に利用できる。

「ペットも大事な家族」との回答が約8割、ペットロスを経験したのは約6割

同社がケア休暇を導入したリリースでは、アイペット損害保険(東京都江東区)のペットロスに関する調査を引用。ペットを亡くした経験があり、現在はペットと一緒に暮らしていない1000人が対象の調査によると、ペットを家族と捉える人は約8割に上った。

こうした状況にもかかわらず、ペットを理由に休暇を取る人はごく少数にとどまることを踏まえ、同社では従業員からの意見もあり、今回ペットをケア休暇の対象に加えることとした。

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