新入社員の奨学金、全額を企業が直接返済 LINK&M、完済までを継続支援する仕組みを導入
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年02月14日

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リンクアンドモチベーション(東京都中央区)は2月13日、新入社員が借りている奨学金の全額を同社が返済し、完済までを継続支援する仕組みを導入したと発表した。
対象は2026年入社以降の新卒社員 短期での全額返済が可能に
対象となるのは、日本学生支援機構の奨学金を利用している2026年入社以降の新卒社員だ。同社の奨学金返還支援制度は、社員に手当を支給するのではなく、同社が日本学生支援機構に直接返済する形で、全額負担する。
また、1か月当たり5万円ずつ、年間60万円を返済することで、短期間での全額返済が可能になる。
たとえば、毎月3万円の奨学金を4年間の貸与を受けた場合は総額で144万円となり、個人で返済する定額返還方式では完済まで13年間かかるが、同制度の利用で2.4年間での返済が可能となる。
定額返還方式で返還する場合 | 同社で制度利用する場合 |
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13年間 | 2.4年間 |
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