平均睡眠時間が5時間未満では疾病休業などの健康リスクが2割増、職場のストレスにも影響

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2023年11月08日
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ドクタートラスト(東京都渋谷区)は11月7日、睡眠不足によって疾病休業など健康問題のリスクを示す指標が高くなり、ストレス度合いも高い傾向がある、という調査結果を発表した。

同社では、同社が提供するストレスチェックサービスの受検者を対象に、平均睡眠時間と総合健康リスク、ストレス度合いの関係性を調査。平均睡眠時間が5時間未満の層では、仕事の量・質的な負担が生活にも悪影響を及ぼしていることが明らかになった。

平均睡眠時間「7時間以上9時間未満」を会社もサポートする視点を

同調査が割り出した適切な睡眠時間は「7時間以上9時間未満」。この時間を確保できるよう、会社としてもサポートしていく視点が大切だと提言する。

調査では、仕事のストレス要因から起こり得る疾病休業など、健康問題のリスクを示す指標である「総合健康リスク」を平均睡眠時間別に算出。平均睡眠時間が「5時間未満」で疾病休業の発生リスクが最も高く、平均より19%も高い(119)ことがわかった。一方、リスクが最も低いのは「7時間以上9時間未満」で、平均より21%低い(89)。

平均睡眠時間と総合健康リスク
平均睡眠時間と総合健康リスク

寝過ぎでも高ストレス判定 すでに健康状態が悪い恐れも

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