ビジネスの現場で「契約違反」発生は6割 社内の情報共有不足や契約内容の不理解
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2024年09月06日
Sansan(東京都渋谷区)は9月4日、企業の現場で契約違反を経験または見聞きしたことのある社員が約6割いたという調査結果を発表した。特に、情報共有の不備や契約内容の未確認が重大なリスク要因となっており、回答者1件当たりの平均損失は500万円以上に達するという。
現場の6割で契約違反が発生、平均損失額は500万円を超える
同調査によると、全国の事業部門で契約業務に携わる会社員600人のうち、59.8%が契約違反を経験、または見聞きしたと回答している。特に多かった契約違反の内容は以下の通りだ。
- 納期遅延:60.2%
- 品質基準の未達:49.3%
- 支払い遅延:43.2%
また、調査では、契約違反1件当たりの平均損失は511万円に上ったことも明らかになった。
契約違反の要因は、情報共有や確認の不足
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