「休むほどではないが」約9割が頭痛、腰痛などの体調不調を抱えて働く 職場での対策は?

月刊総務 編集部
最終更新日:
2023年05月17日
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フラクタルワークアウト(東京都渋谷区)が5月16日、会社員800人を対象に健康動態調査を実施。9割近くの人が、何らかの不調を抱えながら、だましだまし仕事に取り組んでいることが明らかになった。

「頭痛」に悩まされている人は7割以上

20歳代~50歳代の会社員に行った体調自己評価アンケートによると、総合的な体調に関する自己評価として「良くない状態である」と答えた人の割合は88.7%に上る。そのうち約3人に2人(65.1%)が「体調は悪い」「体調は非常に悪い」と訴えていることがわかった。

同アンケートでは、健康をはかる指標として15項目の健康指標を設定。過去1か月の体調レベルを10段階で自己評価してもらったところ、不調を訴える人が最も多い項目は「頭痛」であることが明らかになった。35.6%が「頭痛がひどく仕事や日常生活に支障がある」と回答。「頭痛がひどくつらい(37.3%)」と合わせると、7割以上が頭痛に悩まされている。

頭痛についての自己評価
頭痛についての自己評価

3人に1人は、仕事などに支障を及ぼす腰痛持ち

あらゆる業務従事者に影響を及ぼす「肩こり」や「首こり」についても質問。約4人に1人が「仕事や日常生活に支障がある(24.1%)」と訴えており、「ひどくつらい」と答えた人を合わせると、その割合は過半数に達する(54.8%)。

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