ファストリ、国内従業員の報酬を引き上げ 新入社員で500万超、グローバルでの競争力強化

月刊総務 編集部
最終更新日:
2025年01月09日
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ファーストリテイリング(山口県山口市)は1月8日、グループのグローバル水準での競争力と成長力の強化を目的に、日本の従業員の報酬を引き上げることを発表した。新入社員の初任給は年収で約10%増加する。報酬改定は3月。

新報酬体系を導入、年収最大54%アップも

同社では、少数精鋭でグローバル水準を目指す新たな働き方を追求している。その一環として、2023年8月には、店舗販売員や本部社員などを含む全従業員の報酬テーブルを全面的に改定。能力や実績に応じて決まる「グレード」ごとの報酬水準を4%から40%の範囲で強化した。

今回の改定では、現行の報酬体系に加え、新しい報酬体系を導入する。

新報酬体系では、本部・営業の正社員の報酬テーブルは、年収は最大11%増加予定。個々の抜擢や要職への登用によっては、最大54%上がるケースもあるという。新入社員の初任給は、現行の30万円から33万円にアップし、年収ベースでは約10%増の500万円強となる。入社1、2年目で就任する新人店長については、月収39万円が41万円となり、年収で約5%増の約730万円にアップする予定だ。

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