日本の人事部「HRアワード2025」全受賞発表! 人事が注目する実践事例や書籍など14件

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年10月20日

人と組織の成長を促す取り組みを表彰する「HRアワード」は10月17日、2025年度の最優秀賞・優秀賞の計14件を発表した。

企業人事部門の最優秀賞には、本田技研工業(東京都港区)の「自律型コミュニティ」と「Gen-AIエキスパート制度」の取り組みが、優秀賞には、当メディアでも紹介した名古屋鉄道(愛知県名古屋市)の介護支援プログラム、エーザイ(東京都文京区)の人財戦略が選ばれた。

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本田技研工業は、2024年6月にビジネス環境における生成AIの急速な普及を受け、AI活用のエキスパートを認定する社内制度「Gen-AIエキスパート制度」を開始した。

それまではAIに関する知見や経験を持つ人材は社内に存在していたが、その技術を誰が・どこで使いこなすかという全体的な視点では、それらの人材が全社的に十分に認知・評価される環境には至ってなかったという。

そのような背景の中で、「個々のスキルを連携させれば、世界一になれる」という思いから従業員自ら立ち上げたのが、口コミ中心のIT技術の自律型コミュニティ「Borders(ボーダーズ)」である。

生成AIに関心とスキルを持つ従業員がBordersに集まり、月例の勉強会やPoC(Proof of Concept、概念実証)を通じて、同社の生成AI活用の実践的知見を蓄積した結果、全社施策になるまで至ったとしている。

また、AI人材の活用では、デジタル領域と人事領域が連携した「Gen-AIエキスパート制度」を開始。生成AIに関する高度な知識やスキルを持ち、自らシステム構築ができるエキスパート人材をプロジェクトにアサインすることで、組織の枠を超えて活躍できるようにする制度だ。プロジェクトに従事している期間は、3段階の認定レベルに応じて最大月15万円のエキスパート加算を支給している。

BordersのネットワークとGen-AIエキスパートを認定する制度が連携し、自発的な「学びと挑戦」を支える施策のプラットフォームへと進化。施策の開始から1年で50件を超える生成AIプロジェクトを支援し、開発・品質・生産・営業・人事など、全社の幅広い領域で業務効率化や品質向上、意思決定支援といった成果を得ることができたとしている。

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