テレワーク実施率22.5%で前年とほぼ横ばい 安定・定着フェーズに移行も「マネジメントの壁」
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年08月28日

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パーソル総合研究所(東京都江東区)が8月27日、全国の就業者3万731人を対象とした「第十回・テレワークに関する調査」の結果を公表した。調査の結果、2025年7月時点でのテレワーク実施率は22.5%で、前年同期比でほぼ横ばいを維持していることがわかった。
テレワーク実施率は安定定着も、頻度は減少傾向
調査によると、2025年7月11日から15日時点でのテレワーク実施率は22.5%で、前年同期比でほぼ横ばいだった。2023年以降、全体的なテレワーク実施率は安定的な定着傾向を示した。新型コロナウイルス感染拡大初期の2020年4月に13.2%だった実施率は、同年11月に27.9%まで上昇したあと、20%台前半で推移している。

テレワーク頻度について質問したところ、テレワーカーのうち「1週間に1日未満」が29.1%、「1週間に1日程度」が20.3%となった。
2024年と比較すると、週に1日以下のテレワーカーが43.6%から49.4%に増加し、頻度全体は減少傾向を示した。2024年からの変化を直接尋ねた質問では、「減った」が35.8%と高くなった。

大手企業でテレワーク実施率が減少
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