生成AI活用した「目標設定支援プロンプト」で管理職の業務効率化 パーソルHDの女性活躍支援策
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年10月29日
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パーソルホールディングス(東京都港区)は、女性管理職比率の向上を目指し、生成AIを活用した目標設定支援プロンプトの導入と、管理職候補者向けの研修を10月より開始した。
パーソルグループは、2030年までにグループ全体の女性管理職比率を、総合職の女性比率と同等の37%にすることを目標としている。パーソルホールディングス単体では、2024年度に30%を超え、グループ全体でも過去最高の27.6%を記録した。
こうした新たな施策の導入により、管理職の業務負担を軽減し、女性管理職のさらなる増加を目指していくとしている。
「管理職をラクにする」環境づくりと、女性管理職候補者の支援に重点
同社では女性管理職比率向上を目指し、以下の2点に重点を置いた施策に取り組むという。
- 管理職業務負荷の軽減
- 女性管理職候補者への研修と支援
管理職業務負荷の軽減
現場ヒアリングを実施した結果、管理職が「部下の目標設定面談」に多くの時間を要している実態が明らかになった。この課題に対し、4月からは社員を対象とした「目標設定スキル研修」を導入。等級要件に沿った実現可能な目標を設定するスキルを習得させることで、管理職の負担を軽減している。
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