年休の「前借り」制度、新入社員の9割以上が活用 週休にプラス、ライフイベントや趣味を大切に
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2023年10月11日

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マーケティングアソシエーション(東京都台東区)は10月10日、同社の福利厚生制度「有給休暇前借制度」の利用率が9割に達したと発表した。
「入社間もない社員もライフイベントを大切に」年次有給休暇を前借り
同制度は、入社して6か月経たないと付与されない有給休暇を、前借りして使用できるもの。事前に有給休暇の前借りを希望する日と消化日を申請するが、一部の例外を除き、取得理由などは不要。
新卒社員が「6か月経たないと有給休暇が付与されないので、休みたい用事があっても休めない」という声を基に作った。入社して間もない社員にもライフイベントや趣味を大事にしてほしいという同社の想いを反映しているという。
同社はコールセンターやカスタマーサポート、ECサイト運営代行などのアウトソーシングサービスを提供する企業。社員数138人(2023年4月時点)、平均年齢は28.5歳。
2023年4月に入社した新卒、中途入社社員の同制度利用率は9割。同社のネットショップ運用担当職の場合、通常勤務が完全週休2日制のため、週の休暇に前借りした有給休暇をプラスして、以下の用途で活用したという。
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