「あけおめ退職」経験者28% 年末年始の休暇は離職の「節目」? マイナビが調査結果を公表

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年12月22日

マイナビ(東京都千代田区)は12月18日、「年末年始休暇と転職に関する調査」の結果を発表した。調査によると、正社員の5人に1人以上(28.4%)が、年末年始休暇明けに同僚などが退職していた「あけおめ退職」を経験していることが明らかになった。

また、企業の中途採用担当者の36.6%は「年末年始休暇後に退職者が出たことがある」と回答しており、年末年始は社員・企業の双方にとって節目となる時期であることがうかがえる。

あけおめ退職を経験した正社員は28% 「驚き」「寂しさ」「羨ましさ」など複雑な感情も

調査によると、年末年始休暇明けに同僚や先輩・後輩などが退職していた「あけおめ退職」の経験があると回答した人は、正社員全体の28.4%。なかでも20歳代は41.1%と、他の年代と比較して突出して高い結果となった。

「あけおめ退職」を経験したことがある割合(※画像クリックで拡大)

マイナビはその背景について、「20歳代は転職率が比較的高く、結果として身近な人の退職に触れる機会も多い」と分析している(※マイナビ「転職動向調査2025年版(2024年実績)」より)。

「あけおめ退職」を経験した際の感情を自由回答で尋ねたところ、「寂しい」「ショック」「驚き」などの率直な声が多く寄せられたほか、以下のような複雑な感情も見られた。

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