「健康経営」で従業員は健康になったのか 「メリット感じる」は約6割、若手社員ほど意識高く

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2023年08月01日

アドバンテッジリスクマネジメント(東京都目黒区)は7月28日、「健康経営」に対する従業員の実態把握の調査を実施し、結果を公表した。

健康経営のメリット、最多は「自身の健康に気を遣うようになったから」

調査結果によれば、勤務する会社が健康経営に取り組んでいるメリットについて、「どちらかというと感じる(42.8%)」「感じる(14.1%)」を合わせると56.9%で、「どちらかというと感じない(30.5%)」、「感じない(12.7%)」を合わせた43.2%と比較して、メリットを感じるとの回答がやや上回った。

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年代別で見ると、20歳代・30歳代といった若手世代のほうがメリットを感じている傾向が強く、20歳代では7割近くを占めた。

メリットを感じる理由としては、「自身の健康に気を遣うようになったから」が59.1%と最も多く、次いで「自身の健康状態に改善を感じたから」(48.6%)と続く。健康経営を健康意識の向上や、健康状態の改善をメリットとして挙げる人が多かった。

メリットを感じる理由には、「仕事へのモチベーションが向上したから」(17.3%)という回答も挙がっており、健康経営が従業員のモチベーションアップや生産性アップに結びついていることがうかがえたほか、「会社への信頼や帰属意識が高まったと感じたから」(11.4%)という回答は、40歳~60歳代の中堅~ベテラン層の割合が相対的に多かった。

健康経営銘柄の取得企業では従業員の関心高く

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