中小企業の働き方改革、約8割で「実施中」 まずは有給休暇の取得から 民間調査
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2023年08月01日

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レバレジーズ(東京都渋谷区)は7月31日、中小企業の働き方改革の実態を調査した結果を発表し、実際に取り組まれている施策内容や、その効果などについて明らかにした。
従業員数100~500人未満の企業では実施率9割以上
同調査では、従業員数500人未満の企業を「中小企業」と定義。対象300社のうち、約8割が、働き方改革に関する施策を「実施している」と回答した。企業規模ごとに見ると、従業員数100人以上の企業のほとんどが実施している(92.3%)が、99人以下の企業の実施率は69%と、大きく差が開いた。

約7割の企業が時間外労働の規制を実施、業界の動向や課題でも取り組み内容に差
実際に取り組んでいる内容については、約7割の企業が「有給休暇取得の利用促進(70.8%)」と回答した。実例として、計画的付与や時間単位の取得制度などが挙げられる。「時間外労働の規制(68.0%)」も、7割近い企業が実施している。
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