度重なるメールやチャットの通知に、若手社員は混乱気味 エクセルのデータ管理にも不満 民間調査

月刊総務 編集部
最終更新日:
2025年03月18日
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ヌーラボ(福岡県福岡市)は3月17日、20歳〜25歳の若手ビジネスパーソンを対象に、仕事での戸惑いに関する調査を実施し、その結果を公表した。メールやチャットによる通知の多さに戸惑う若手社員は多く、新年度の職場は情報混乱に陥っているという実態が明らかになった。

メール・チャットの通知が多すぎて、確認漏れが発生するケースも

新年度が始まると、多くの企業では新入社員の受け入れや部署異動が行われ、新メンバーが加わることで、業務の混乱が生じやすくなる。特に、仕事になれていない新入社員にとっては、それが大きなストレスとなることもある。そこで、今回の調査では、20歳〜25歳の若手ビジネスパーソンを対象に情報共有の課題を分析した。

若者は早くからメールやチャットに触れる機会が多く、さまざまなビジネスツールへの対抗が少ないと思われがちだが、79.1%の若手社員は、ツールを使う際に困った経験があることがわかった。

メールやビジネスチャットの悩み事では、「通知が多すぎて確認漏れが発生する」(30.4%)という回答が最も多かった。チャットは利便性に優れる一方で、重要な情報が次々と流れてしまうことから、適切なタスク管理が難しくなっていると同社は指摘する。

また、「重要な情報が埋もれて見逃してしまう」(25.9%)、「やり取りの履歴や必要な資料を探すのに時間がかかる」(24.4%)という意見も多く、情報の整理や検索の手間が大きな負担となっている傾向が見られた。

メールやビジネスチャットを使用する際の悩み事は?
メールやビジネスチャットを使用する際の悩み事は?(ヌーラボ調べ、以下同)

若手の6割が「Excel管理」に不便を感じている

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