化学物質規制で安衛法・安衛則等が改正 リスクアセスメント対象物関連で新たな義務など
月刊総務 編集部
最終更新日:
2022年06月01日
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厚生労働省は5月31日、化学物質による労働災害を防止するため、労働安全衛生規則等の改正・一部施行について公表した。
一部は即日施行、他は2023年4月1日、2024年4月1日に順次施行される。
SDS(安全データシート)を同意無しでウェブ掲載やメール等で送れるようになった
改正による新たな化学物質規制のうち、5月31日に即時施行されたのは「SDS等による通知方法の柔軟化」だ。
従来、SDS(安全データシート)情報の通知手段は、「文書の交付」「相手方が承諾した方法(磁気ディスクの交付、FAX送信など)」の2点だったが、今後は相手方の承諾を得ずに、以下の方法で通知できるようになる。
- 文書の交付、磁気ディスク・光ディスクその他の記録媒体の交付
- FAX送信、電子メール送信
- 通知事項が記載されたホームページのアドレス、二次元コード等を伝達し、閲覧を求める
2023年、2024年施行予定の労働安全衛生法:化学物質規制
上記のほか、今回の法改正による2023年、2024年施行の化学物質規制の概要は次の通り。
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