音声社内報サービスが「IT導入補助金」対象に オーディオブックもOK、最大350万円を補助

月刊総務 編集部
最終更新日:
2024年03月06日
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オーディオブック配信サービスを展開するオトバンク(東京都文京区)は3月5日、提供している法人向けオーディオブック聴き放題プラン「audiobook.jp 法人版」と音声による社内向け広報ツール「社内ラジオ」が、経済産業省の「IT導入補助金 2024」の対象ITツールに採択されたと発表した。企業がこれらのサービスを導入する場合、最大350万円までで、導入費用の3分の2の補助を受けることができる。

お勧め本の紹介や社内研修音源の配信も可能、130社以上が利用

同社が提供するサービス「audiobook.jp 法人版」は、ビジネス書や自己啓発書など1万5000点以上をすべて聞くことが可能な、法人向けの聴き放題プラン。経営者や人事のお勧めの本を紹介できるほか、社内研修といった独自の音源を社員向けに配信できる「社員専用ブックリスト」の機能を持つ。また、各社員がコンテンツをどのくらい聞いているかがわかる「利用状況レポート」の機能も備える。

同サービスの契約期間は年間契約で、20人以上で利用すれば、個人版の聴き放題サービスよりもお得に利用できる。現在130社以上が利用しているという。

一方、「社内ラジオ」は「audiobook.jp 法人版」の仕組みを利用した音声による社内向け広報ツール。企業の経営者や社内スタッフらの話をオトバンク所属の構成作家が聞き手となって収録し、同社の制作スタッフが音源を編集・検聴する。

「社内ラジオ」の流れ
「社内ラジオ」の流れ

社員のスキマ時間に音声で「読書」、リスキリングにも期待

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