スマホやチャットツールを活用した長谷工グループのBCP訓練 グループ全社員対象にリモート実施

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2023年02月14日

長谷工グループ(東京都港区)は2月13日、グループ全社員1万782人を対象に、首都圏・関西圏・東海・九州の4拠点において、都市直下型の大規模地震発生を想定したBCP訓練の、訓練状況や改善点などを確認する全体報告会を開催したと発表した。

チャットツールやICTを導入し、いつどこにいても災害対応がすぐに行える体制を構築する

同社はBCP訓練を2002年から毎年開催し、2021年からはリモート形式で実施している。訓練では、チャットツールやICTなどを活用し、情報共有の迅速化や被災情報の効率的な収集をはかっている。主な訓練内容は以下の通り。

アンケートフォームとチャットツールを活用し、情報収集と共有を迅速化

Microsoft Formsを利用し、グループ各社の事務所被災状況を報告するほか、セコムの安否確認サービスや非常呼集サービスを活用し、社員や家族の安否、自宅家屋の被災情報や出社可否の報告、自宅周辺の管理受託物件や高齢者向け住宅などの建物状況を目視し報告している。

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