東京都、中小企業の省エネ対策効果を簡単にシミュレーションできる診断ツールを公開

月刊総務 編集部
最終更新日:
2025年01月09日
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東京都は1月8日、都内の中小規模事業所に向けて、事業所のエネルギー使用状況や、省エネ対策が簡単に診断できるツールをリリースした。

省エネ対策後の効果をシミュレーション、光熱水費コスト削減の検討材料にも

「省エネ診断ナビ」は、省エネ対策実施後の想定効果をシミュレーションできるツール。「空調、照明などの運用見直しによる、電気代削減効果を知りたい」「設備の入れ替えによる電気代削減効果を知りたい」といったニーズに対し、都がこれまでに実施した6,000件以上のデータをもとに診断する。

現在の設備運用に則したコスト削減の具体的な方法が確認できるほか、事業所の設備運用状況を見直すことで、光熱水費などのコスト削減も期待できる。

手軽に始められる省エネ対策を提案、新旧の設備情報入力で削減効果を算出

請求書に記載されたエネルギー(電力・燃料・水道)の1年間の月別使用量と月別料金があれば、実態に即したデータが算出されるが、入力しなくても都の過去の診断データから算出した事業用途別のエネルギー使用量の平均値で診断する。

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