犬がいるオフィス環境では脳が活性化 65%が交感神経が優位に働き生産性アップ?! 実験結果

月刊総務 編集部
最終更新日:
2023年05月23日
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高精度ストレス計測器を用いたメンタルケアサービスを提供するSEN(東京都中央区)は5月22日、犬と働けるオフィス環境では、仕事における生産性が6割以上アップするという実験結果を発表した。

犬好きかは関係なし、触れ合うことで交感神経が優位に変化

犬と触れ合ったあと、そして犬のいる環境で仕事をしたあとでは脳が活性化。64.7%の被験者が、交感神経が優位に変化した。犬に対する好意の有無や犬を飼っているかどうかにかかわらず、自律神経のバランスが、交感神経寄りに移行する傾向が見られたという。

そのため、たとえば昼食後のような、副交感神経が有利に働いているときに犬と触れ合うと、交感神経の働きが高まり、午後の仕事の生産性を大きく高める可能性があると述べている。

実験参加者からは、「お留守番させていると、夜もなるべく早く帰らなきゃと焦る気持ちが常にあるけど、一緒に働けると様子がずっと見られるから、逆に仕事にも集中できています」「室内で一緒に過ごせる場所、働ける場所があることはさまざまな働き方を選べる時代に必要なこと」という意見が挙がった。

ペットに触れ合う前後におけるLH(交感神経)/HF(副交感神経)

自律神経の乱れを可視化し、組織のメンタルヘルスの課題を発見

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