25年新卒採用、7割以上が「厳しくなる」と予想 目下の人手不足解消へ初任給引き上げも
月刊総務 編集部
最終更新日:
2024年02月27日
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マイナビ(東京都千代田区)が2月26日、2025年卒の新卒採用予定について調査結果を発表。採用の見通しについて、約4社に3社が「厳しくなる」と予想していることが明らかになった。
少子化の影響で学生数減少も新卒採用企業は増加
採用環境の見通しについて「厳しくなる」と回答した企業は76.6%に達する(「非常に厳しくなる」「厳しくなる」の合計)。文系理系いずれも、その割合は3年連続で増加している。
採用環境の見通し(2025年卒全体)
- 非常に厳しくなる 22.8%
- 厳しくなる 53.8%
- 変わらない 22.2%
- 採用しやすくなる 1.2%
「自社の新卒採用が厳しくなっている要因」について聞いたところ、最も多かったのは「新卒学生全体の数が減っていること」で、70.8%を占めた。次いで「新卒採用をする企業が増えていること(53.1%)」が続く。少子化に伴う新卒学生数の減少に加え、「人手不足によって採用の競合相手が増えている状況」であると同調査は言及する。
上場企業の半数は初任給アップ済み、さらなる引き上げも予定
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