在宅勤務時の光熱費、個人と会社どちらが負担すべき?――エアコン代の節約方法とともに解説

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2022年08月04日
AdobeStock_513542863

新型コロナウイルス感染拡大防止のために広がった在宅勤務(テレワーク)ですが、働き方の多様化もあり、現在も実施している企業も少なくないようです。自宅でエアコンを使用する時間が大幅に増える中、エネルギー価格の高騰で、電気代がかさんでしまうことが心配な人も多いのではないでしょうか。そこで、快適な働く空間づくりと電気代の節約のためにも効率的なエアコンの使い方を紹介します。さらに、在宅勤務時のエアコン代は個人と会社のどちらが負担すべきなのかについて、法的な観点から解説していきます。

エアコンの適正な設定温度とは

夏のエアコンは26度くらいに設定しているケースが多いようですが、環境省によると夏の室温目安は28度。室外との気温差が5度程度までが身体に負担も少ないといわれています。夏は外気温が30〜35度になる日が多いので、28℃度は適温ということになります。ただし、これは「エアコンの設定温度」ではなく「室温」の目安です。冷房時の室温を28度で快適に過ごせる軽装や取り組みを促すライフスタイル「COOLBIZ(クールビズ)」を推進するもので、無理のない範囲で冷やし過ぎない室温管理が推奨されています。

日当たりの環境や外気温の高さ、猛暑日などで28度を保てない場合は、我慢せずエアコンだけでなく、サーキュレーターや湿度をコントロールして快適な室温を保つことが大切です。

続きは無料の会員登録後にお読みいただけます。

  • ・組織の強化・支援を推進する記事が読める
  • ・総務部門の実務に役立つ最新情報をメールでキャッチ
  • ・すぐに使える資料・書式をダウンロードして効率的に業務推進
  • ・ノウハウ習得・スキルアップが可能なeラーニングコンテンツの利用が可能に

※掲載されている情報は記事公開時点のものです。最新の情報と異なる場合があります。

プロフィール

logo@4x


月刊総務オンライン編集部

「月刊総務オンライン」では、総務部門の方々に向けて、実務情報や組織運営に役立つニュース、コラムなどを平日毎日発信しています。また、「総務のマニュアル」「総務の引き出し」といった有料記事や本誌『月刊総務』のデジタル版「月刊総務デジタルマガジン」が読み放題のサービス「月刊総務プレミアム」を提供しています。


関連記事

  • レンタカーの安全運転管理も可能! コストを抑え、車両管理にかかわる日常業務の負担を減らす方法 PR
  • 食で社員を応援! 総務が値段を決められる自由さがポイント。豊富なアイテムがそろうミニコンビニ PR
  • 何となくで選んでない? 実は重要なオフィスの「照明」。空間に合った明るさや色味が与える効果 PR

特別企画、サービス