在宅勤務時の光熱費、個人と会社どちらが負担すべき?――エアコン代の節約方法とともに解説

月刊総務 編集部
最終更新日:
2022年08月04日
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新型コロナウイルス感染拡大防止のために広がった在宅勤務(テレワーク)ですが、働き方の多様化もあり、現在も実施している企業も少なくないようです。自宅でエアコンを使用する時間が大幅に増える中、エネルギー価格の高騰で、電気代がかさんでしまうことが心配な人も多いのではないでしょうか。そこで、快適な働く空間づくりと電気代の節約のためにも効率的なエアコンの使い方を紹介します。さらに、在宅勤務時のエアコン代は個人と会社のどちらが負担すべきなのかについて、法的な観点から解説していきます。

エアコンの適正な設定温度とは

夏のエアコンは26度くらいに設定しているケースが多いようですが、環境省によると夏の室温目安は28度。室外との気温差が5度程度までが身体に負担も少ないといわれています。夏は外気温が30〜35度になる日が多いので、28℃度は適温ということになります。ただし、これは「エアコンの設定温度」ではなく「室温」の目安です。冷房時の室温を28度で快適に過ごせる軽装や取り組みを促すライフスタイル「COOLBIZ(クールビズ)」を推進するもので、無理のない範囲で冷やし過ぎない室温管理が推奨されています。

日当たりの環境や外気温の高さ、猛暑日などで28度を保てない場合は、我慢せずエアコンだけでなく、サーキュレーターや湿度をコントロールして快適な室温を保つことが大切です。

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