「コロナ禍の3年間に報いたい」カラオケパセラのNSグループ、全従業員の給与水準引き上げ
月刊総務 編集部
最終更新日:
2023年04月18日

アクセスランキング
「カラオケパセラ」などを展開するNSグループ(東京都新宿区)は4月17日、2023年4月から2025年までの3年間、800人の全社員を対象にした給与水準の引き上げ(ベースアップ)を実施し、インドネシア・バリ島への海外研修を再開すると発表した。
ベースアップは「コロナを乗り越えた従業員に報いるため」
コロナ禍の中、緊急事態宣言などもあって、サービス業は客足が遠のいて厳しい経営環境が続いていた。カラオケ以外にも、ブライダル、ホテル、レストラン、カフェなどを展開するNSグループも例外ではなく、社員の多くが自宅待機となり、業績面でも創業以来初めてとなる3期連続の赤字を計上していたという。
同グループの今回のベースアップは、2023年からの3年間をコロナ禍の3年間を取り戻す重要な時期ととらえるとともに、コロナを乗り越えた社員たちに報いたいとの想いで実施することになったという。ベースアップの概要は以下の通り。
全社員対象のベースアップ
- 対象者 NSグループすべての事業会社に所属するグループ社員、800人
- 実施時期 2023年4月11日~2025年
- 実施内容 毎月の給与が約2%から10%の範囲でアップ
新卒初任給のベースアップ
※掲載されている情報は記事公開時点のものです。最新の情報と異なる場合があります。