ネガティブフィードバックで部下を成長させる上司になる

フィードバックが響かないのは上司の「心構え」不足 部下の成長を促すマインド&スキルセット

マンパワーグループ株式会社 ライトマネジメント事業部 難波猛
最終更新日:
2025年06月09日

前回「部下に嫌われたくない『優しすぎる上司』が増加中 信頼を壊さず指摘するネガティブフィードバック」では、ネガティブフィードバックとは何かをご紹介しました。今回は、その実践ポイントについて解説していきます。

「ネガティブフィードバック」3つのマインドセット

普段から信頼関係を構築していても、いざネガティブフィードバックを行うのは気が重いはずです。まずは上司自身の気持ちを整えてしんに行う必要があります。そのための心構え(マインドセット)を紹介します(図表1)。

図表1:3つのマインドセット

嫌われることを覚悟する

耳に痛いことを伝えると、大なり小なり相手に反発されます。その点は前提として受け入れましょう。ここで役に立つのは、アドラー心理学における「課題の分離」です。

ギャップを抱える部下に対して、そのことを伝えるのか、伝えないのかは上司が選べる「自分の課題」です。

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プロフィール

マンパワーグループ株式会社 ライトマネジメント事業部
難波猛

プロティアン・キャリア協会認定アンバサダー/人事実践科学会議事務局長/日本心理的資本協会理事/ NPO法人CRファクトリー特別アドバイザー。早稲田大学卒業、出版社、求人広告代理店を経て2007年より現職。3000人以上のキャリア開発施策、2000人以上の管理者トレーニング、人員施策プロジェクトにおけるコンサルティング・研修等を100社以上担当。セミナー講師、大学講師、官公庁事業におけるプロジェクト責任者も歴任。

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