ネガティブフィードバックで部下を成長させる上司になる
フィードバックが響かないのは上司の「心構え」不足 部下の成長を促すマインド&スキルセット
マンパワーグループ株式会社 ライトマネジメント事業部 難波猛
最終更新日:
2025年06月09日

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前回「部下に嫌われたくない『優しすぎる上司』が増加中 信頼を壊さず指摘するネガティブフィードバック」では、ネガティブフィードバックとは何かをご紹介しました。今回は、その実践ポイントについて解説していきます。
「ネガティブフィードバック」3つのマインドセット
普段から信頼関係を構築していても、いざネガティブフィードバックを行うのは気が重いはずです。まずは上司自身の気持ちを整えて真摯に行う必要があります。そのための心構え(マインドセット)を紹介します(図表1)。
嫌われることを覚悟する
耳に痛いことを伝えると、大なり小なり相手に反発されます。その点は前提として受け入れましょう。ここで役に立つのは、アドラー心理学における「課題の分離」です。
ギャップを抱える部下に対して、そのことを伝えるのか、伝えないのかは上司が選べる「自分の課題」です。
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