車いす、聴覚過敏、易疲労性などに配慮したオフィスリニューアル 東京都ビジネスサービス
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2023年04月20日

アクセスランキング
東京都ビジネスサービス(東京都江東区)は4月18日、社員数増加への対応と障害のある社員の就業環境整備を目的に、本社オフィスの一部をリニューアルしたと発表した。
同社では近年、社員数が増加、今後も継続して拡大が見込まれていることから、執務スペースの確保が課題となっていた。また、特例子会社である同社には、障害のある社員が多数在籍していることから、単純な増床だけでなく、社員の障害特性などに配慮したリニューアルが求められていた。
車いすの往来のしやすさ、オフィス内の雑音に配慮したレイアウト・吸音素材など
今回、リニューアルが実施されたのは、主にBPO業務が行われている西棟。執務エリアや聴覚過敏の特性を持つ社員などが利用するスペース、コールセンター代行業務などを行う専用ルームなどを改修した。
執務エリアでは、中央通路部分のカーペットの色を変え、資材などが置けない共有部としてゾーニングすることで社員のスムーズな往来と安全を確保。また、業務用テーブル同士のスペースを拡幅し、車いすを使用する社員がスムーズに出入りできるよう工夫した。

※掲載されている情報は記事公開時点のものです。最新の情報と異なる場合があります。