同僚や上司の「静かな退職」に恩恵を感じる人が約15%存在 職場の幸福感に与える影響を調査

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年09月25日
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リクルートマネジメントソリューションズ(東京都港区)は9月25日、「働く人の本音調査2025」第2回の結果を発表した。調査によると、27.7%の従業員が職場に「静かな退職者」がいると感じており、その影響について55.1%が不利益を感じている一方で、15.1%が恩恵を受けたと回答していることがわかった。

職場の「静かな退職者」が周囲の幸福感に与える影響

調査によると、「同僚や上司に静かな退職をしている人がいる」と感じる人は27.7%で、約4人に1人が職場で静かな退職者の存在を認識していることがわかった。

また、職場に静かな退職者がいると感じている人は、そうでない人に比べて主観的幸福感が統計的に有意に低いことも確認された。

その一方で、同僚や上司の「静かな退職」によって恩恵を感じたことがある人も15.1%存在しているとわかった。不利益を被ったと感じた人が55.1%に上るが、一定数の人が恩恵を受けたと回答している実態が浮き彫りになった。

「静かな退職者」がいることで、不利益を被ったと感じたことがあるか? それとも恩恵を受けたと感じたことがあるか?

年代別では、20歳代で恩恵を感じた人が22.3%と他の年代より高く、30歳代・40歳代では不利益を感じる人が相対的に多い傾向が見られた。

恩恵を受けたと感じる人の声「相対的に自分の評価が上がった」

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