「社員の声がそのままブランドを語っている」と好評 社内ラジオで自社のフィロソフィ浸透を推進
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年05月21日

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リモートワークの普及や、ビジネスチャットツールの拡大などで、社内コミュニケーションの方法も多様化している。シュンビン(京都府京都市)は5月20日、インナーブランディングの一環として導入している社内ラジオの取り組みと、そのメリットについて明らかにした。
役員や社員がトークを展開、配信開始4か月で98%が番組を聴取
社内ラジオ番組の内容は、自社のフィロソフィ(理念)や実体験、キャリア、価値観などが中心で、役員や社員がトークを展開。配信開始4か月後に実施したアンケートでは、社内のほぼ全員が番組を聴取しており(97%)、「他部署の考え方が理解できた」との声が寄せられた。同社では社内ラジオの配信で、職種を超えた対話や相互理解の促進を目指している。

「思い」が温度感を持って届く、社員の声が文化をつくる
音声社内報について、同社は「社員のエンゲージメントを高めるだけでなく、求職者やクライアントにとっても企業の内側をリアルに知ることができるツール」と位置付ける。
番組の企画は、2023年の社内ブランディング研修をきっかけに生まれた。MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)共有の施策を検討していたところ、当時提案を受けていた音声社内報を、社員間でやってみようという声が上がり、社内ラジオプロジェクトが始動した。
社内ラジオを配信するメリットとして、同社は以下を挙げる。
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