短時間仮眠で集中力回復、災害時は待機場所にも 仮眠室を活用して健康経営とBCPを両立
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年06月11日
資格試験の通信講座を展開するフォーサイト(東京都文京区)は2025年6月、本社ビル内に仮眠室を新設し、運用を開始した。従業員の健康維持と事業継続計画(BCP)の強化を目的とした取り組みで、施設は日中の短時間仮眠に加え、災害時の一時待機場所としての活用も想定されている。
健康経営と災害対策に対応する多機能型仮眠室
新設された仮眠室には、男女別の専用スペースが用意されている。また、シャワー設備と専用ベッドも完備されており、従業員が安心して利用できる環境が整っている。
同社では日中の短時間仮眠を推奨しており、集中力の維持や疲労回復を支援するほか、体調不良時の一時的な休憩場所としても活用可能だ。
仮眠室は災害時の一時待機所としての利用も想定されている。
首都直下型地震などの大規模災害が発生した場合には、公共交通機関が停止する可能性があると見込まれている。同社では、こうした事態に備え、仮眠室を従業員およびその家族の一時的な受け入れ先として活用できるよう設計している。
同社代表取締役の山田浩司氏は、今回の施策について次のようにコメントしている。
※掲載されている情報は記事公開時点のものです。最新の情報と異なる場合があります。
アクセスランキング
ダウンロード資料、アイテム
特別企画、サービス
-
【編集部厳選】総務1年生にオススメしたいコンテンツ20本
『月刊総務』編集部が、総務1年生やこの春久々に総務業務を担当する方にオススメのコンテンツを厳選。この機会に、総務実務の基本はもちろん、ビジネススキルや総務の考え方について学んでみませんか? -
総務のマニュアル
総務・バックオフィスの実務を実践的にサポートする「総務のマニュアル」シリーズ。ビジネストレンドを押さえた内容で、いま総務が知っておきたいポイントを具体的に解説していきます。 -
多様な働き方に対応する 社内コミュニケーション術
リモートワーク、ABWなど働き方の多様化がさらに広がっています。対面のコミュニケーションが減っている中においても、コミュニケーションを活性化するために、どうしていくべきでしょうか。 -
テレワークを実現するペーパーレス化と文書管理のポイント
ハイブリッドワークの需要が高まったものの、総務・経理などの管理部門では、請求書や契約書など書類のデジタル化に対応できず、出社を余儀なくされた方も多いのではないでしょうか。 -
総務辞典
総務辞典とは、どなたでもご利用いただける、総務業務に関する一般知識、関連法令や実務ノウハウなど総務に関する用語辞典です。 -
無料オンラインセミナーのご案内
月刊総務が開く、無料オンラインセミナーの予定はこちらからご確認ください。さまざまな企業と共催し、より専門的な知識を幅広いテーマで発信。総務の皆様の情報収集にお役立てください。 -
『月刊総務』調査
『月刊総務』では、不定期にアンケート調査を実施し、その結果を公開しています。全国の総務パーソンがどのように業務に対応しているのか、何を感じているのか、総務の現状を確認してみましょう。 -
YouTube 月刊総務チャンネル
『月刊総務』公式YouTubeチャンネルです! 「働き方」「戦略総務」などのテーマについて、数分で気軽にキャッチできる情報を発信していきます。ぜひ、チャンネル登録をお願いします! -
メンタル不調者が増える6月前にチェックしておきたい10本
ゴールデンウイークが明け、退職代行サービスの利用者が急増しているようです。新卒・若手社員の早期離職が深刻化し、五(六)月病が話題になっています。気象病と仕事のストレスが重なる6月に向け、メンタルヘルス対策を紹介します。 -
業務効率化&コスト削減 購買プラットフォーム
オフィス用品に関する困りごとを解決し、業務効率化とコスト削減を実現いたします。Kobuyは、一貫堂が提携するパートナーサプライヤに加え、お客様ご希望のサプライヤ商品・サービスを一元管理できるオフィス用品一括購買システムです。