防災スキル構築+ワーケーションで災害時に備える地域協働 支援人材の育成プログラム開始
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2023年08月30日

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災害時支援人材シェアリングネットワークのWAA ReSCue(ワーレスキュー)は、関東大震災から100年目にあたる9月1日から、災害時に有効な対策方法を学びながら、地域の人たちとワーケーションで交流できる人材養成プログラムの提供を始める。
同サービスでは、WAA ReSCue会員となり「支援人材養成プログラム」を受講することで、災害時に地域で役立つ支援人材となるための基本的な災害対策の知識や、支援者としての心構えなどを初歩から学ぶオンデマンド講義が受けられる。また、同団体が連携する地域で住民の人たちと交流・協働し、平時から顔の見える関係を構築する防災ワーケーションプログラムに参加できる。
WAA ReSCueでは、社員をWAA ReSCueに参加させたい、防災ワーケーションで地域と連携したいといった企業も募集しており、社内の防災リーダー育成や企業の地域貢献にも活用できる。
災害対策の知識や実践的な研修を段階的に学べ、防災ワーケーションで現地との関係性も構築できる
支援人材養成プログラムは、「Fresh(ステップ1)」「Green(ステップ2)」「Forest(ステップ3)」の3段階で、支援に必要な災害対策の知識や心構え、実践的な研修などを段階的に学べる内容となっている。
「Fresh」では、災害対策の専門家で東京大学教授の目黒 公郎氏監修の下、災害時に支援できる人材となるために、必要な基礎知識や支援者としての姿勢を効率的に学ぶ。講義は全11講座(計13時間30分)。防災を初めて学ぶ人のためのワークブックや用語集(9月公開予定)なども用意される。
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