スマホからパスポート更新可能に、査証欄増補は廃止 改正旅券法3月27日から

月刊総務 編集部
最終更新日:
2023年02月22日
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東京都は2月20日、パスポート更新申請のオンライン化など、改正旅券法の施行を受けた変更について周知を行った。

オンライン申請はマイナポータル経由、窓口出頭は受取時のみでOK

3月27日以降、パスポートに関する申請手続きについて、下記のような変更が実施される。

  1. パスポートの更新申請の電子化
  2. パスポートの査証欄増補の廃止
  3. 戸籍抄本の使用不可→戸籍謄本のみに
  4. 未交付失効後の再申請の手数料が高額に
  5. 新申請書の利用開始→3月27日以降、現申請書は使用不可に

1.について、パスポートの有効期間が残り1年未満で、記載事項に変更がなく新たなパスポートの発給を申請する、いわゆる「更新(切替)申請」の場合、オンラインでの申請が可能になる。その場合、申請時に旅券事務所へ行く必要はなくなるので、実際に窓口に出向くのは原則として、受け取り時の1回のみで済む。

さらに、受け取り時に払う手数料も、一部の窓口ではクレジットカードで支払えるようになる。適用の有無は各都道府県のパスポートセンターのウェブサイトにて確認を。オンラインでの発給申請には、マイナンバーカードが必要。手続きは、マイナポータルアプリ経由で行われる。

これまで通り、紙の申請書も受け付ける。

パスポートの更新がスマホで可能に 2023年3月27日からオンライン申請がスタート!

戸籍上の氏名や本籍地の変更などがあった場合は、オンライン申請対象外

オンライン申請の対象外になるのは、以下の場合。6か月以内に取得した戸籍謄本の提出が必要なためだ。

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