怒りの感情と上手に付き合う アンガーマネジメント実践法

アンガーマネジメントの方法

株式会社K&H(Executive Style) 代表取締役社長 堀岡 桂子
最終更新日:
2021年12月17日
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怒りをコントロールする方法として昨今注目されている「アンガーマネジメント」。パワハラ防止や良好なコミュニケーション構築のためにも、ぜひ身に付けておきたいスキルです。ここでは、アンガーマネジメントの実践法について解説していきます。

6秒ルール

ご自分の怒りのタイプがわかったら、次にどのようにその怒りをコントロールしていけばいいのか、これから3つの手順でお伝えしていきます。

まず1つ目は「衝動のコントロール」です。通勤の満員電車の中で、「肩が当たった」「かばんが触れた」「足を踏まれた」と乗客同士がけんかになり、トラブルを引き起こす、そのような光景をみなさんも一度は目の当たりにしたことがあるのではないでしょうか? 混雑の中、ただでさえイライラしているときです。カッとなった瞬間に相手に何かをいってしまう、ひどいときには手が出てしまう、その気持ちはわからないでもありません。しかし、まずすべきことは、すぐに反射をしないことです。

ではどうするか。「6秒待つ」のです。シンプルに数字を6数えてもいいですし、その間、深呼吸をしてもいいでしょう。怒りを温度計で測るように、人生最大の怒りを10で、穏やかな状態をゼロだとすると、「今自分の怒りは何度くらいかなぁ」と考えてみましょう(図表1)。

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プロフィール

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株式会社K&H(Executive Style) 代表取締役社長
堀岡 桂子

日本アンガーマネジメント協会認定・アンガーマネジメントコンサルタント。AICI国際イメージコンサルタント協会認定・国際イメージコンサルタント。大手外資系メーカー、金融機関の社長秘書・広報担当を経て独立。現在は印象力アップやコミュニケーション関連の企業研修講師として活動中。
https://executivestyle.info/

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