苦手な人とのコミュニケーションもラクになる ソーシャルスタイル活用法

苦手な同僚はどのタイプ? 対人スキル向上のために知っておきたい4つの「ソーシャルスタイル」

株式会社リクルートマネジメントソリューションズ サービス統括部 HRDサービス推進部 トレーニングプログラム開発グループ 研究員 和田 康裕
最終更新日:
2024年05月24日
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現代の職場は、年齢、性別、勤務形態、国籍など、さまざまな背景を持つ多様な人材が集まる場となっています。多様な価値観と経験を持ち寄ることができるため、新たなアイデアや創造的な解決策を生み出す可能性を秘めています。しかし、この多様性が高い環境は同時に、異なる考え方や文化的背景に起因する摩擦が生じやすい場でもあります。また、VUCA時代と呼ばれる現代のビジネス環境では、予測不能な変化が常に起こり得るため、これに対応するための柔軟性と創造力が求められます。このような時代においては、多様な人と効果的に協働し、新たな価値を創造していく能力が必要不可欠です。その中でも重要とされるのが、対人スキルでしょう。対人スキルとは、他者と効果的にコミュニケーションを取り、良好な人間関係を築く能力です。本企画では、この対人スキルを向上させるために有効な「ソーシャルスタイル」について、3回にわたってご紹介したいと思います。

対人スキルを向上させるソーシャルスタイル。その鍵となる概念は?

ソーシャルスタイル理論(ソーシャルスタイルモデル)は、1960年代にアメリカの社会心理学者デビッド・メリルとロジャー・リードによって開発されました。メリルとリードは、人々の行動を観察し、それらを一定の特性に基づいて分類することで、より効果的なコミュニケーションと関係構築ができる方法を発見しました。このモデルは、ビジネスコミュニケーション、リーダーシップの発展、チームワークの改善など、世界中の多くの分野で広く使用されています。

ソーシャル・スタイル理論には、対人スキル向上の鍵として「対応性」という概念があります。対応性とは、「ある人の行動が周りの人から受け入れられている度合い」のことです。対応性が高いほど、周囲の人と円滑なコミュニケーションが可能で、結果として良好な人間関係を構築することができます。メリルとリードの研究によって、対応性が高い人はビジネスで成功する確率が高いことがわかっています。

しかしながら、周囲には多様な人がいるわけですから、多様な人から受け入れられることは容易ではありません。この対応性を高めるためにはどうすればよいのでしょうか? 対応性を高めるためには、4つのステップがあります。それは、

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