道交法改正から1年 Luupが電動キックボード利用時の違反者への厳罰化など、独自ルールを発表

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2024年06月26日
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Luup(東京都千代田区)は6月25日、悪質な電動キックボード利用者による交通違反を撲滅するため、違法走行に対して罰則を科す「交通違反点数制度」の全国運用を発表した。

違反点数でアカウント凍結、ヘルメット着用推進にも取り組む

改正道路交通法の施行から1年を前に、新たに発表した「LUUPの安全・安心アクションプラン2024」には、違反者の厳罰化推進のほか、ヘルメットの着用促進やナビ機能の全国展開など、以下の4点が盛り込まれた。

交通違反点数制度による違反者の厳罰化を推進

軽微なものを含む、取り締まられた全ての交通違反に対して違反点数を加算し、一定の点数に達するとアカウントを30日間凍結する。期間中は同社の電動キックボード利用ができない。30日間の利用停止期間後、1年以内に1度でも違法走行で取り締まりを受けた利用者アカウントは無制限凍結。飲酒運転やひき逃げ・当て逃げなど、一部の重大な違反に関しては、1度の取り締まりで無期限凍結。

ヘルメット着用推進に向けた取り組み

キャンペーンやイベントを通してヘルメットの提供を推進。年内に大手ECプラットフォーム上などの生活導線上でも届けられる体制構築を進めている。2024年「春の全国交通安全運動」に合わせ、オリジナルデザインのヘルメットを100人に提供する「春の安全ライド啓発キャンペーン」を実施した。

安全な走行をサポートする「ナビ機能」の全国展開

利用時の推奨ルートをアプリ画面上に表示する機能について、都内では2024年4月からiOSを対象に試験提供を開始した。原則、歩道を選択肢に入れず、車道のみを走行する道順を提案している。ナビタイムジャパン(東京都港区)が提供する「NAVITIME API」の自転車ルート検索機能を活用。

アンケートを通した交通ルールの理解・浸透度合い、啓発活動の認知度調査

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