労災認定された脳・心臓疾患事案、長時間労働に勤務間インターバルも影響 2266件の分析結果
月刊総務 編集部
最終更新日:
2024年11月08日
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独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)は11月6日、労災認定された脳・心臓疾患事案の過重負荷について、時間外労働の長さだけではなく、休息時間の確保にかかわる拘束時間の長さや、勤務と勤務の間にある休息時間(勤務間インターバル)が影響を与えていることを明らかにした。
1か月あたりの時間外労働時間、9割以上が80時間を超える
2010年度から2020年度における脳・心臓疾患の労災認定事案のうち、「長期間の過重業務」が過重負荷として認定された事案2266件を分析したもの。
1か月あたりの時間外労働時間は、80時間以上が全体の9割を超え、120時間以上が27.1%にのぼった。
1か月あたりの拘束時間 320時間以上が3割を超える
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