非IT系企業が大幅増、「ITパスポート試験」応募者数が初の年間25万人越え

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2023年04月17日
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情報処理推進機構(IPA)は4月13日、「ITパスポート試験」の年間応募者数が年々増加しており、2022年度は初めて25万人を超えたことを明らかにした。応募者の半数以上は、非IT系企業勤務者。

受験者の過半数を非IT系企業勤務者が占める国家試験

「ITパスポート試験」は、ITに関する基礎知識を証明する国家試験。セキュリティやネットワークなどのITに関する基礎知識をはじめ、経営戦略、財務、法務、プロジェクトマネジメントなど、幅広い分野の総合的知識が問われる。情報処理技術者試験の一区分で「iパス」とも呼ばれる。2023年3月度の実施分で、年間応募者数が25万3159人となり、試験開始以来初の年間25万人を突破した。

応募者を勤務先別に見ると、非IT系企業が15万人以上と突出して多い。2021年と比べても、2割近く増加している(前年比119.9%)。

勤務先別応募者数推移
勤務先別応募者数推移

非IT系企業で、2022年度の応募数が多い上位5業種は以下の通り。トップは「金融・保険業、不動産業」で、前年比139.2%増を記録した。

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