社長の介護体験がきっかけ、介護と仕事の両立支援ワンストップサービスを福利厚生制度で導入
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2024年09月06日

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エスユーエス(京都市下京区)は9月5日、社会問題化している介護において、悩みを抱える社員およびその家族が、介護の相談や施設の手配などをワンストップで提供できるサービスを2024年10月より福利厚生制度の一環として導入すると発表した。
サービス導入は、同社の社長自身が介護問題に直面したことがきっかけ。現在は20歳代から30歳代の社員の多い同社だが、今後、今の若い世代にもかかわる問題とし、現在、介護問題を抱えている社員のみでなく、広い範囲でサポートをしていく必要があると考えた。
専任コンシェルジュや専門家への相談、施設の手配をワンストップで実施
導入するサービスは、ベスト・ソリューション(大阪市北区)、ナーシングアソシエイト(大阪府堺市)、介護の相談(京都市伏見区)が共同で制作した介護と仕事の両立支援プラットフォーム「まんねん」だ。
「まんねん」では24時間、介護の専任コンシェルジュに相談し、専門家への相談や施設への手配ができるほか、定期的なセミナー開催等、幅広いサービス提供により、ワンストップで介護問題を抱える社員のさまざまな悩みの解決・軽減をはかることができる。

今回、同社がプラットフォームを導入したのは、社員が抱える介護問題に対し、会社が介護をバックアップできる仕組みを構築し、介護と仕事の両立を支援して介護離職の防止をはかることが目的だ。
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