「地域の稼ぐ力」を強化したい鹿児島市と協力 テラスカイ、国内4拠点目のサテライトオフィス設置

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年08月07日

クラウドサービスの開発や提供を行うテラスカイ(東京都中央区)は8月6日、鹿児島市にサテライトオフィスを開設した。2人のUターン社員と地元採用者1人に加え、来春に2人の新卒社員を配属予定。現地で積極的な採用活動を行い、2030年までに30人の雇用目標を掲げる。

同社は、全国各地での優秀なIT人材の採用・育成を目指してサテライトオフィスを展開しており、鹿児島は国内4拠点目。2017年に新潟県上越市に開設以降、Uターン・Iターン人材採用や、地元密着型のオフィス運営ノウハウを生かして、社員数を増やしているという。

IT産業振興に積極的な県や「地域の稼ぐ力」を強化したい市と協力

鹿児島県および鹿児島市とは、2025年1月に立地協定を締結した。同社は鹿児島県について、IT産業の振興に積極的に取り組んでおり、IT活用やITリテラシーの浸透が見られるとしている。

若者が地元で働きたいという希望がかなうよう、地域の稼ぐ力を強化したいという考えを持つ鹿児島市長も「本市における新たな雇用創出はもとより、ICT関連企業の振興につながるもの」と、継続して協力していくことを表明している。

地元で働きたい若い世代を意識したオフィス 桜島をイメージした配色のスペースも

鹿児島オフィスは若者を中心に人気のあるエリアに開設した。九州新幹線や在来線、市電、バスが乗り入れる鹿児島中央駅に直結しており、雨にぬれることなくオフィスフロアまでアクセスできる。入居したJR鹿児島中央ビルは、環境に配慮し、CASBEE AランクとBELS認証を取得している。

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