JX金属、現場主導のDX人材育成を本格化 新入社員が業務改善、「自走型」文化を醸成

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年11月27日

JX金属(東京都港区)は、2025年度入社の総合職新入社員57人を対象に、オフィスDX推進プログラム「Grow & Progress DX」を導入した。新入社員が現場の課題を発見し、デジタル技術を活用して業務改善に取り組むプログラムである。

同社は2040年長期ビジョンで掲げる「技術立脚型企業」への転身に向け、全総合職社員をDX人材へと育成する方針だ。

新入社員の柔軟な発想を生かし、現場課題をDXで解決

「Grow & Progress DX」は、新入社員ならではの柔軟な発想を生かし、配属先の業務改善に取り組むプログラムである。

対象は2025年度入社の大学卒・大学院卒の総合職社員、合計57人。各自が指導員と協力しながら、自部門の課題を発見し、DXを用いた改善策を実行する。

プログラムの特徴は以下の通りである。

  • 新入社員が現場目線で非効率な業務を洗い出す
  • 指導員との協働で改善策を立案・実行
  • 成果を全社に水平展開し、改善文化を醸成
  • 毎年継続して実施し、全総合職社員のDX人材化を目指す

トップダウン型の施策だけでは実現しにくい現場視点での効率化を狙う。

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