群馬銀、半数の行員をデジタル人材に 顧客・地域のDX人材支援、行内業務改革を推進

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2024年07月29日
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群馬銀行(群馬県前橋市)は7月26日、人材戦略「創造力発揮に向けた人材改革」の一環として、ITの活用により変革に取り組むデジタル人材の育成強化に取り組むと発表した。

3000人の行員のうち、約半数をデジタル人材に育成することで、顧客・地域のDX支援や行内の業務改革、ITを活用した商品・サービスの開発などの各種施策の実行を加速させたい考えだ。

スキルに応じて育成したデジタル人材を3パターンに分類

群馬銀行はITの活用により、新たな事業や商品・サービス、業務改革を牽引けんいんする人材を「デジタルコア人材」、コア人材に比べて対象範囲や規模が小さな施策を牽引し、顧客の課題に対してITの活用提案、導入、定着を支援する人材を「デジタルミドル人材」と位置付けた。

また、ITの基本的な知識を持ち、行内システムなどITを活用して効率的に業務を行う人材をデジタルベース人材とした。

群馬銀行のデジタル人材の役割と認定条件
群馬銀行のデジタル人材の役割と認定条件

デジタル人材の目標人数として、2027年度にかけてデジタルコア人材30人、デジタルミドル人材300人、デジタルベース人材1500人を育成していく方針だ。

デジタルコア人材は「基本情報技術者とコンピテンシー評価」を認定条件とし、デジタルミドル人材の認定条件は「ITパスポートとコンピテンシー評価」「銀行業務検定とeラーンング」、デジタルベース人材は「ITパスポートとeラーニング」と設定した

行内外の研修を拡充、コンピテンシー評価の導入などでデジタル人材を育成

同行では、デジタル人材を育成するために以下の施策を実施する。

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