ヤマト運輸、2024年も運賃値上げ 大型サイズとクール運賃など 今後も毎年度見直しする予定
月刊総務 編集部
最終更新日:
2024年01月15日

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ヤマト運輸(東京都中央区)は1月12日、4月1日から宅急便の一部運賃を値上げすると発表した。値上げするのは個人向け「180サイズ」「200サイズ」と「クール宅急便」の付加料金など。
個人顧客の宅配便が対象、地域により異なる値上げ率
全体の値上げ率は約2%だが、サイズや届け先により運賃改定率が異なってくる。
たとえば、関東から関西に値上げ対象となるサイズの荷物を送る場合(現金決済)、値上げ幅は以下の通り。
- 180サイズ 現行3730円が、改定後は3730円(現状維持)
- 200サイズ 現行4390円が、改定後は4500円(プラス110円)
また、関東から中国・四国に荷物を送る場合では、値上げ幅は以下のようになる。(現金決済)
- 180サイズ 現行3870円が、改定後は4090円(プラス220円)
- 200サイズ 現行4530円が、改定後は5190円(プラス660円)
クール宅急便の付加料金はサイズにより、55円から110円の値上げ。
ゴルフ宅急便は「140サイズ」(上限)を適用していたが、宅急便サイズでの査定を廃止し、キャディバッグ規格へ変更し、値上げ後の差額は同エリア内の場合、プラス320円となる。
「外部環境の変化を反映」年度ごとに金額見直し 法人契約は別途協議
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