2024年新卒採用、5年ぶりに「増加見込み」が3割超に 人材獲得が競争激化

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2023年02月22日
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ディスコ(東京都文京区)は2月21日、全国の主要企業1万6411社を対象に、2024年卒者の採用方針についての調査を実施し、その結果を発表した。

2024年3月卒業予定者の採用見込みが「増加する」と回答した企業は5年ぶりに3割超となった。

採用競争の激化が見込まれる2024年卒の採用テーマでは、3割を超える企業が「母集団の拡大」を選んだ。次点は「辞退防止」だった。またインターンシップなどのプログラム実施状況では、過去2年はオンラインの方が多かったが、2022年度は7割強が実施と、対面での実施が増えたことがわかった。

多くの企業で23年新卒人材が不足、24新卒採用で競争激化が予想される

「2024年3月卒業予定者の採用見込み」を聞いたところ、前年よりも採用数を「増加」すると回答した企業は32.8%だった。一方、「減少」は6.1%で、増加が減少を大きく上回る結果となった。2月調査で「増加」見込みが3割を超えるのは、コロナ禍前の19年卒以来5年ぶりとなる。

採用見込みの推移(全体)
採用見込みの推移(全体)(※画像クリックで拡大)

今春入社予定の23卒採用では、採用予定数を充足できてない企業が目立つ。人材市場は回復基調に転じ、人材獲得競争は再び熱を帯びてきていることから、24卒採用では人材獲得競争の激化は避けられそうにないと同社は予想している。

採用数増に伴い、母集団形成(応募者数増加)を命題とする企業が増えた

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